警察学校卒業式
2010-01-29 Fri
今日、宮崎県警察学校の卒業式があり、私も警察を所管する委員会の委員長という立場で出席をさせていただきました。今回卒業したのは、初任科長期第71期生32名です。中には、既婚者もいました。小さな子どもの声が聞こえていましたが、もしかするとその卒業生の子どもかもしれません。
警察学校の卒業式には、いつも感激します。姿勢をピンと伸ばして、大きな声で返事をして、実にキビキビしています。なによりも感激するのは国歌斉唱です。あんなに大きな声で歌われる国家は他では聞かれません。やはり、自分の国の国歌は、自信を持って、大きな声で歌わなければいけないとつくづく思います。
あの卒業式を見ると、警察学校での10ヶ月間そうとう厳しい訓練を受けてきたんだなと感じます。今日から、県内各地の警察署に配属され、第1線で働いていくわけですが、必ず県民の信頼に応えてくれるものと確信します。
正月やお祭りなど、一般県民が楽しんでいる時に、裏方として県民の安全確保のために働かなければならないなど、まだまだ若い彼らには辛いことも多いだろうとは思いますが、本県警察官として高い誇りと使命感を持って活躍してくれることを心から期待します。頑張ってください。
石井十次の理念
2010-01-24 Sun
石井記念友愛社の児嶋草次郎理事長の講演を聞かせていただきました。『石井十次の理念を活かす地域創り』という演題でした。石井十次先生は慶応元年に現在の高鍋町に生まれますが、医学を志して岡山に行きます。そこで、夫を失って途方にくれる母親から子どもを預かったのがきっかけになり、孤児救済活動を始めます。まだ、「福祉」という概念さえもない時代です。当然、そういう制度もなくて、寄付金に頼らざるを得ないような五里霧中、孤軍奮闘の活動でした。
そんな中、子どもの数は増えていきますが、孤児院経営を寄付金に頼らずに完全独立を果たすため、宮崎県木城町の茶臼原にみんなで移住し、開墾を始めます。困難を極めましたが、みんなの力で広大な耕地の開墾に成功します。そこに「茶臼原孤児院」を創り、多い時には1200人もの孤児を預かったそうです。能力のある子には、積極的に高等教育も受けさせたそうです。ただ単に、子どもを生活させるだけではなかったのです。まさに、「孤児の父」と呼ばれるにふさわしい人だったようです。
石井記念友愛社は、その石井十次の理念を受け継ぐために、木城町茶臼原の同じ所に創設されまして、現在は多くの保育園をはじめ福祉事業を展開しておられます。
友愛社の到達目標は、「友愛の地域社会創り」です。鳩山首相が、よく「友愛」という言葉を使われますが、石井記念友愛社ではそのはるか前から「友愛」という言葉を使っていました。
大分県高崎山のサルは、子どもは子ども、年寄りは年寄り、障害を持った者は障害を持った者で集まって生活している訳ではありません。みんな一緒に生活しています。でも、現在の人間社会は、年寄りは年寄りだけ、障害者は障害者だけ集めて生活をさせます。これで良いわけはありません。まさにノーマライザーションです。
児嶋先生は、「昔の大家族の時代を取り戻すべきだ。」と言われました。実際は大家族をつくるのは難しいと思いますが、先生の言われることは、社会の中に大家族の要素を取り入れるべきという意味合いです。なるほどなと思いました。
子どもは、両親にとっての宝であると同時に、地域にとっても大事な宝です。でも今は、幼児や児童の虐待が繰り返されています。悲しいことです。
いまこそ、多くの人に「石井十次の理念」を知ってもらい、地域社会の創造をしていかなければいけないと感じました。
ドクターヘリ
2010-01-18 Mon
昨夜、高鍋農業高校畜産課3年生の保護者会がありました。もう、最後の保護者会になります。あっという間の3年間でした。息子も素晴しい経験をさせていただいたと思っていますし、高鍋農業高校を選択したのは正解だったと考えます。お世話になった先生方や保護者の皆様に、心から感謝を申し上げます。その保護者会で聞いたのですが、修学旅行から帰ってきたばかりの美郷町北郷区出身の生徒が新型インフルエンザで亡くなったらしいです。
高鍋農業高校は全寮制度ですので、平日は寮生活なのですが、週末は自宅に帰ります。たまたま自宅にいた時に発病したようです。
中山間地にある美郷町には大きな救急病院はありません。もし平日で寮にいる時だったら、救急搬送できて、間に合ったかもしれないという話もされました。本当に残念です。
県議会は、ドクターヘリを導入すべきとして、千葉県などの先進県調査も行い、導入の是非を訴えてきました。そして今、宮崎県においてもドクターヘリ導入に向けての動きが始まったところです。
ドクターヘリは、空飛ぶ救急病院みたいなもので、連絡を受け次第、医師と看護師を乗せて出動します。そして、現場や機内で治療をしながら最寄の救急病院に搬送します。1分1秒の時間が、患者の生死を分けます。ドクターヘリで多くの命を救うことができるのです。
今回の北郷の話を聞いた時、今ドクターヘリがあればな〜とつくづく思いました。
今、医師不足が問題視されていますが、人口の少ない所に病院を造ることは非常に難しい状況です。でも、ドクターヘリを備えた救急病院があれば、少ない医師で広範囲のカバーができます。山間地であろうが高速道路であろうが、ヘリが着陸できる広さがあれば行くことができます。運用経費は多額になるかもしれませんが、新たに病院や医師を確保することを考えれば、はるかに速効性があると考えます。
宮崎県で始まったドクターヘリ導入の動きが、さらに早まるよう期待をしたいと思います。
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