緑のダム
2010-02-08 Mon
小林市の奥山のちょっぺんで植樹祭が行われました。宮崎県企業局が、未植栽地等を水源かん養機能の高い森林として整備し、安定的な電力の供給に資する目的で実施されるものです。『緑のダム造成事業』と言います。
今回の植樹祭は、強い風が吹きすさぶ高い山の尾根で行われましたが、寒い中、小林市立の東方小学校と三笠小学校の児童や保護者など100名を超える人たちがご参加くださいました。参加者みんなで、ヤマグリ、クヌギ、イチイガシ、ヤマモモ、ユズ、カキなど、総本数810本を植栽しました。
私は、宮崎市佐土原町の海岸近くに住んでいますが、海岸の傍には潮風の害を防ぐための松林があります。いわゆる防潮林ですが、その防潮林の中に真水が湧き出す池がいくつもあります。波打ち際から何百メートルも離れていません。普通に考えれば潮水が湧いてくるように思ってしまいますが、でも真水なのです。なんか、不思議な気がしますが、本当なんです。
多分、この池の湧き水は、九州山地に降った雨水が土の中にじわ〜っとしみ込んで、何年もかかって湧きあがってきているのだと思います。
このように、山には、ダムのように水を蓄える働きがあります。しかし、木が伐採されて裸山になったら、雨水はいっきに下に流れ落ちて土にしみ込みません。つまり、ダムの働きができなくなるということです。そこで、みんなで、未植栽地に木を植えようということになったわけです。その記念植樹祭が行われました。
この『緑のダム造成事業』は、山の保水能力の向上や、環境を守り、地球温暖化防止対策に貢献するだけでなく、荒廃林の解消や災害の防止、植林・育林による地元雇用の拡大などの事業効果もねらっています。
ぜひ、多くの県民にご理解をいただきたいと考えます。県民みんなの力で、水をたっぷり蓄えることのできる森林を造っていただけることを期待させていただきます。
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