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横田照夫について


ワクチン定期接種化
国がワクチン接種の定期接種化をようやく決めてくれそうです。
厚生労働省は、子宮頸がんワクチンとヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの3種類のワクチンについて2013年度から定期予防接種の対象とする方針を固めたそうです。

私は、これまで、一般質問などで繰り返しワクチン接種の公費助成の必要性を訴えてきました。
今、医療費はウナギ登りで拡大を続けていますが、予防をすることで大幅に減らすことができると言われております。そして、その予防に大きな役割を果たすものがワクチンです。

ワクチンを公費助成することで、医療費を削減できたという報告はたくさんありました。
例えば、長野県波田町では、肺炎球菌ワクチンの公費助成を始める前は、冬場の入院ベッドはインフルエンザから肺炎を併発した高齢者でいっぱいで、町立病院なのに救急患者をよそに搬送しなければならない状況だったそうです。また、内科医の疲弊もひどくて、このままでは救急医療が立ちいかなくなると思われるほどだったそうです。そこで、75〜79歳をターゲットに公費助成したら接種率が54%に増えて、その結果、ターゲット層の肺炎入院患者は3分の1になって、重症患者を断らなくて済むようになったそうです。また、医療費抑制効果もあって、町がワクチン助成にかけた費用は累計で約160万円で、肺炎患者の入院減で減った医療費は約2600万円だったそうです。
また、北海道せたな町。ここは肺炎球菌ワクチンの公費助成を始める前は、町の老人医療費は全国トップだったそうですが、ワクチン接種で818位まで下がったそうです。
また、自治医大の今野教授は、子宮頸がんワクチンを12歳の女子全員に接種したら、将来の治療費と労働費の損失がなくなることで、接種費を差し引いて190億円の黒字になると試算しておられるようです。
このように、予防医療にお金をかけることで医療費全体を削減できるのであれば、現在の対処医療から予防医療へ考え方をシフトすることが重要ではないでしょうか。
そういう意味でワクチンの公費助成を求めてきましたが、平成23年1月に国の事業を受けて「宮崎県ワクチン接種緊急促進基本条例」が施行され、10億円余の基金を積み立てて、子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの3種類で公費助成することが決まりました。
しかし、この措置は平成24年度までの時限措置で、それが途切れると著しい不公平感が生じるとして、県も定期接種化されるまで事業が継続されるよう、あらゆる機会を通して要望していくとしていました。

その定期接種化を今回国が決めてくれようとしているということです。これで途切れることなくワクチン接種ができるようになります。本当に良かったです。
国は、これらの3種類のワクチン以外にも、水ぼうそう、おたふくかぜ、成人用肺炎球菌、B型肝炎も予算が確保され次第、順次、対象としていくことも決めたとありました。ようやく、世界水準に並べそうです。

ワクチンを接種することで、病気からの不安が解消され、医療費が大幅に削減されることを期待したいと思います。


| 横田照夫 | 00:00 | comments (0) | trackback (0) | 私はこう考えます |
日韓トンネル
日韓トンネルの構想をご存じでしょうか。

九州(佐賀県唐津市)から壱岐・対馬を経由して韓国(釜山又は巨済島)に繋ぐ海底トンネルで、約230kmを鉄道と高速道路で結ぶ計画です。日本が朝鮮を統合していた時からあった構想で、最近までずっと日韓両国の首脳同士で話には上ってきました。また、現在もその構想は続いていまして、一昨日は清武町で宮崎県日韓トンネル推進大会が開かれました。

昨年、10月に福岡県民会議、11月に長崎県民会議、宮崎県民会議、熊本県民会議が結成され、同じく11月に日韓トンネル推進九州大会が開催されました。

韓国では、先日、日韓中の3国を海底トンネルで結ぶ国土開発基本構想が決定されたそうです。前述の日韓トンネルと、朝鮮半島中西部と中国・山東半島を結ぶ構想で、日中両国政府と協議を進める方針だそうです。

また、徳島県議会は『太平洋新国土軸構想の実現と日韓トンネル建設の早期着工を求める意見書』を昨年10月に可決し、国に提出したそうです。
日韓トンネルと併せて、大分県佐賀関半島から愛媛県佐田岬半島までをトンネルか橋でつなぎ、愛媛、香川、徳島をリニア新幹線や高速道でつなげ、鳴門から淡路島を通り、紀淡海峡をトンネルは橋で和歌山に連結、さらに東京まで直行するリニア新幹線と高速道でつなぐ構想だそうです。
すごい構想です。
確かに、我が国は、これまで青函トンネルや本四架橋等の大きなプロジェクトを完遂してきました。この叡智を日本のみでなく、人類全体の福祉向上のために用いることは素晴らしいことだと思います。日韓トンネルは、総工費10兆円、工期10年で完成可能だそうです。

でも、あまりにも大き過ぎて、私たちにはまだピンと来ません。西九州の新幹線や高速道に比べて、東九州はまだ高速道も完成していません。交通の東西格差に、私たちは焦りすら感じています。まだまだ私たちの頭の中は東九州道のことで一杯で、日韓トンネルまでには思いが及ばない状況です。
また、竹島の問題など、日韓両国の間にある政治的な懸案事項なども影響しているようにも感じています。

本当は、狭い範囲の中で考えたり行動したりではなく、もっと広い範囲や未来志向の中で考えたり行動する必要があるのかもしれませんが、他所と比べて遅れている宮崎県を先ずは何とかしたいとの思いです。
頑張ります。


| 横田照夫 | 14:09 | comments (2) | trackback (0) | 活動報告 |
ドクターヘリ
宮崎県でも、待望のドクターヘリが運航を始めました。

私たちも、これまで何回も導入を県に要望してきましたので、大変嬉しいですし、宮崎県の医療にとって大きな前進だと考えます。

ドクターヘリは、全国29道府県に34機導入されており、1機当たりの出動件数は年間約429件だそうです。1日に何回も飛ぶ日もあるということです。

ドクターヘリとは、救急専用の医療機器を装備し、医師や看護師が搭乗して救急医療を行う専用ヘリコプターのことです。基地病院(宮崎大学附属病院)に常駐し、消防機関等からの出動要請に基づき救急現場に出動し、患者を治療するとともに、いち早く医療機関へ搬送します。

日本の救急医療は救急車が中心に担っています。救急車は世界に冠たる制度ではありますが、医療機関までの距離や場所によってはどうしても間に合わない場合もあります。それを補完するのがドクターヘリです。

宮崎県の場合、救急救命センターまでのアクセス時間は平均63分だそうです。全国の都道府県の中で、60分以上かかる道県が18あるそうです。いかに救急の名医がいても、1時間以上も経ってから連れてこられたらどうしようもないそうです。ここに、救急救命の地域格差があります。中山間地などにもたくさん病院を造られればいいんですけど、現実的にできません。その地域格差を是正できるのがドクターヘリなのです。

愛知県でこんな事例があったそうです。
愛知県の山間部の池で溺れた3歳児が心肺停止になりました。そこで、40km離れた浜松市聖隷三方原病院のドクターヘリを要請しました。そこから飛んできた医師はその子の症状を診て70km離れた静岡県立こども病院に搬送しました。おかげで、後遺症もなく、元気に回復したそうです。事故現場の近くにも救急病院がありましたが、そこでは命は助かっても植物状態になったかもしれないということでした。県境を超えた広域搬送と脳低温療法を実施できる最適の病院への搬送ができたという、ドクターヘリ活動の典型的な事例です。

ドクターヘリの今後の課題として、^汰官森劼粒諒檗文什澆泙韮桔5千回無事故を継続中)、安定、充実した運行体制の確立、消防機関との良好な関係の維持、ぞ男彬漂劵悒蠅箸力携強化、ダ姐臉のある広域運行体制の確立、があるそうです。

宮崎県でも、これらの課題を克服し、中山間地や災害・事故の発生地など、これまで救急救命が困難だった所での救命活動が行われていくものと期待をしています。まだ、慣れないせいか、遠慮や躊躇もあるかもしれませんが、どんどん利用してほしいということですから、積極的な活用をお願いしたいと考えます。


| 横田照夫 | 09:09 | comments (6) | trackback (0) | 宮崎の現状 |

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