Communication

たまり続ける廃棄物

2015年08月18日

今日の読売新聞に「原発再スタート たまり続ける廃棄物」という記事が載っていました。

鹿児島県の川内原発が、11日に国内で初めて再稼働しました。しかし、再稼働したのはいいとしても、そこから出る放射性廃棄物の処理の方法は現時点ではまったくありません。使用済み核燃料は敷地内にあるプールやドラム缶に保管してありますが、現時点でプールでの保管可能な量の7割を超えているそうです。経済産業省は、フル稼働をした場合、例えば九州電力玄海原発は3年で満杯になると試算しているそうです。

国は、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場選びに関する自治体向け説明会を各地で開いています。政府は、高レベル放射性廃棄物を地下300mより深い場所に埋めて、数万年以上保管する方針だそうです。でも、候補地は出てきそうもありません。

世界中で、実際に地下処理を進めようとしているのは、フィンランドのオルキルオトというところだけです。でも、まだ穴を掘っている段階で、実際に廃棄物を保管する段階になるまでには相当年数かかるということです。放射性廃棄物は安全な状態になるまでには10万年かかると言われており、そのオルキルオトにカメラを向けた「100,000年後の安全」というドキュメント映画では、実際にかかわった科学者たちが、そんなに遠い未来の人間にこの処分場に埋まっている廃棄物の危険性をどう伝えるのか、頭を悩ませておりました。ちなみに、10万年過去はネアンデルタール人が生活していたころで、逆に、そんなにも遠い未来の人たちに伝えるすべはないのではないでしょうか。

国は、使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」も青森県六ケ所村で進めようとしておりましたが、トラブル続きでうまくいっておりません。

私は、これまでに、原発に関する一般質問を4回行いましたが、正直大きな不安も感じています。少なくとも、放射性廃棄物の処理をどうしていくのかをしっかりと見通してからの再稼働であるべきではないかと思います。

平和安全法制可決

2015年07月17日

 平和安全法制が衆議院で採決され、野党欠席の中、与党の賛成多数で可決されました。今後、参議院に送られて再び審議されることになります。慎重審議がなされ、国民の理解が進んでいくことを願いたいと思います。

 今回の議論で思うことは、与野党どちらも望んでいるところは戦争をしないで済む方向の選択肢だということです。与党は、中国や北朝鮮などの周辺諸国の動向や国際的なテロやサイバー攻撃など我が国を取り巻く安全保障環境が大きく変わってきている中、万が一有事が発生したときにしっかりと対処できるよう法律の隙間を埋め、抑止力を高めることで戦争を回避する、そのための法整備なんだと言っています。一方、野党の方は戦争に即繋がる戦争法案だと言っています。これでは、それぞれよって立つ所が違うのでいくら議論してもかみ合うことはないのではないでしょうか。

 しかし、中国の膨張主義にはやはり脅威を感じます。南沙諸島でこれまで中国がとってきた行動はそのまま尖閣諸島などにも繋がってくるのではないでしょうか。尖閣諸島は無人の離れ小島ではありますが、それでも我が国の大事な領土であり主権であります。独立国家として、それらへの侵略をみとめる訳にはいかないと考えます。そのためにはどうすればいいか。それはやはり米国との同盟関係をより強固なものにすることだと考えますし、自衛隊が適時適切に行動できるような法整備だと考えます。

 戦後70年間、日本が平和を維持できてきたのはどう考えても日米の安全保障体制があったからではないでしょうか。これまでの政権は集団的自衛権は認めてこなかったわけですが、最近の周辺諸国の状況を含め我が国の安全保障環境が大きく変わったために集団的自衛権への考え方も見直さざるを得ないということにはならないのでしょうか。第9条をそのまま素直に読めば、誰が読んでも自衛隊は憲法違反だと思います。自衛隊を戦力ではないと思う人はいないと思います。でも、我が国の平和を守るために拡大解釈をして認めてきたわけで、現在、自衛隊の存在を認めない国民はほとんどいないと考えます。今回の集団的自衛権などもそれの延長線上にあるのではないでしょうか。

 本来ならば、憲法改正が先行するべきだと考えます。憲法改正に関しては、宮崎県議会も、平成26年9月議会において「国会における憲法改正議論の推進を求める意見書」をほとんどの議員の賛成多数により可決をし、国会に送付しております。しかし、ご存じのように憲法改正には非常に高い壁があって、短時間に改正することには無理があります。我が国を取り巻く現状はそれを待てるような状況にないので今回の法整備になったものと理解をしております。

 私の息子も航空自衛隊で勤務しております。子供たちを戦地に送りたいと考える親はどこにもいないと思います。でも、ほとんどの自衛官は国を守るという高い士気を持って日頃の訓練をしております。今回の法整備には理解をしてくれているものと確信しております。

 改めて、今後、参議院で慎重審議がなされ、国民の理解が深まっていくことを期待したいと思います。

耕作放棄地への課税強化

2015年06月23日

  作物を栽培しなくなった耕作放棄地への課税を強化する方向で検討がなされているようです。

 農地の所有者である農家が他人に土地を貸すことに抵抗があるから、意欲ある農家への土地の集約化が進まないんだという考えだと思います。でも、耕作放棄地があるのは本当にそういう理由だけでしょうか。

 後継者のいない高齢農家は、年齢的な要因で耕作しようにもできません。本当は農地を荒らすようなことはしたくないのですが、借り手もいないし、売りたくても農地法などの土地制約法の縛りがあって買い手もいません。やむを得ず荒らしているのです。以前、篤農家と言われた農家ほど、今つらい思いをしているという話も聞きました。

 農家にとって、農地は大事な財産であるはずです。財産であれば、いつでも売りたい時に売れるはずです。でも、何も建てられないから買ってくれる人もいないのです。にも係らず、固定資産税や水利費はずっと払い続けなければいけません。これでは、税金や水利費を払いながら国の土地を管理させられていることと同じです。

 必ずしも、意欲ある農家が貸してほしいと思うような農地ばかりではありません。耕作放棄地への課税を強化すれば農地が集約化できるという考え方は、現状を知らない、正に机上論ではないでしょうか。



改正公選法が成立

2015年06月18日

 公選法の見直しが行われ、選挙権が20歳以上から18歳以上に引き下げられました。

昨日の参議院本会議で全会一致で可決され、成立したものです。来年夏の参議院選挙から適用されるようです。70年ぶりの改革になるそうですが、どの様な効果・影響がでるのか、期待と不安を両方感じます。

 来年夏までに18歳になる人たちは、これまで無かったはずの選挙権が与えられ、社会や学校でもその雰囲気が醸し出されて関心が高まることも予想されます。それに合わせて、これまで選挙権を持っていた大人たちも選挙に対する関心が高まってくるという相乗効果が出るかもしれません。そうなれば、今回の公選法改正も意義あるものになってくると思います。

 最近は、政治家も、若者が得意なインターネットやフェイスブックなどを通じてそれぞれの考え方や活動報告などを発信していますので、それらも覗いていただいて、自分の意志で、自分の考えで候補者を選んでほしいと思います。

 でも当然、いろいろな政党・政治団体は若者をターゲットに様々な取り込みの活動をすることになるのではないでしょうか。学校内部にまでそういった触手が伸びてくるかもしれません。20歳未満は未成年なんだから、少々の選挙違反は大丈夫という考えを持つ人が出てくるかもしれません。先生が、自分の支持する候補者を薦めるかもしれません。それらの弊害は十分予想されますので、今のうちからしっかりと対策を打って、備えることが大事だと考えます。

 これまでも、成人式のなかで、「これから成人になって新たに選挙権が与えられます。棄権しないようにしっかり選挙に行ってください。」という挨拶が繰り返されてきました。でも、若者の投票率は決して高くはありません。今回、選挙権が18歳以上に引き下げられたといっても必ずしもその年齢層の投票率が上がるとは限らないと思います。

 せっかく、大きな期待を持って改正された公選法です。その効果がしっかりと出せるよう努力と準備をしていこうではありませんか。


年明けに当たって

2015年01月01日

新年明けましておめでとうございます。
すばらしい青空での年明けとなりました。皆様も、それぞれ素晴らしい正月をお迎えになったこととお喜びを申し上げます。
例年通りではありますが、今年も午前0時に佐土原の愛宕神社で新年を迎えての神事に参列し、宮崎の平穏安泰をお祈りさせていただきました。合わせて、私の三男が24歳の厄年なので厄払いの祈願もしていただきました。
午 前8時からは井上地区の初会に出席させていただきました。井上地区は8時から皆で国歌を斉唱し国旗を掲揚します。これが実に感動的なのです。国旗がいちば ん上まで昇り切ったと同時にその向かいの山から初日が昇ってくるのです。毎年、この瞬間が楽しみです。今年も見事な初日が昇ってくれました。きっといい年 になるものと確信いたします。
この他にも、午前5時から朝起き会。午後1時から家内の実家の新年会。午後5時から年居地区の初会でした。
明日も、2地区の初会とうちの新年会があります。
忙しいけど、私たちにとって声がかかることほど嬉しいことはありません。今年もしっかりとお付き合いをさせていただき、多くの人の声を聴いて、県政に反映をしていきたいと考えます。
今年もどうぞよろしくお願いします。合わせて、皆様にとって素晴らしい1年であることを心よりお祈りいたします。

ページの先頭へ戻る