県民の失意
2009-07-04 Sat
今日の宮日新聞の「窓」の欄に、私達が心配している事が正にズバ〜っと書いてありました。「(もし残ったとしても知事職を)1年半プラ〜っとさせてもらう」「予算を編成し来年2月の県議会で採決されれば、事実上僕の仕事は終わり」など、最近の知事の発言に対して、「県民も甘く見られたものだ。県民に対して失礼の極みだ。」としておられます。
さらに、「心は県政にあらず。こんな低い志でこれからの県政を運営されても県民にとって迷惑な話で不幸なことだ。」とも書いておられます。
私達も、もし知事が自民党に要求を呑んでもらえず、衆議院選挙への出馬を見送った場合に県政へのモチベーションを高い状態で持続できるのかを心配しています。当然、知事職を続ける場合、任期の最後の1日までその責任は重いままであるはずです。プラ〜っとできるような立場ではないはずです。
まだどうなるか分からないような状況の中で、先のような発言は残念でなりません。東国原知事に大きな期待を持ち、支持をしてこられた県民の皆さん方に失意の気持ちを持たせることのないような行動をとっていただくよう願うものです。
6月定例議会 閉会
2009-07-01 Wed
6月定例議会が閉会しました。結局、前回書き込みました「悩ましい議案」には、商工建設常任委員会の決定どおり、提出議案に対して反対の意思表示をさせていただきました。
議会には、数多くの議案が提出されます。それを全員で審議していては非常に時間がかかりますし、効率も悪くなります。そこで、全議員を9人ずつ5つの常任委員会に振り分け、関係する議案をそれぞれの委員会に付託します。関係する委員会で、提出された議案の可否を審議するわけです。今回の土木事務所の統廃合に関する議案は、商工建設常任委員会に付託されました。
それぞれの議案審議は各委員会に一任されますが、各委員は審議途中に所属会派に持ち帰り、会派の中で協議をし(党議)、会派としての意見を取りまとめ、それを基にまた委員会で審議をし、委員会としての可否を決定します。
そして、議会最終日の本会議で、各委員長が審査結果報告をし、その報告どおり決定してもいいかどうかが全議員に問われます。いわゆる、採決であります。
議員は、当該委員会に所属していないとその委員会での発言はできませんが、党議では自由に自分の考えを発言できます。私は、今回の土木事務所統廃合に関しては、前回の書き込みのように賛成すべきとの意見を言わせていただきました。でも、会派としては反対が多数を占め、反対の方向で委員会に委ねられました。それを受けて、委員会としては「反対」という決定になりました。
議会は多数決の世界です。私の考えは少数派で、逆の方向で決定してしまいましたが、委員会機能を尊重して、委員長報告に賛成をしました。悩ましい瞬間であります。
でも、考えは反対であっても、議会で決定したことには責任を持たなければいけません。今回、知事提出議案を否決したわけですが、先輩議員に聞いても議案を否決したことは記憶にないと言われておりました。議会のスタンスは、常に県民目線ということかなと感じました。
悩ましい議案
2009-06-29 Mon
今議会も、いよいよ明日の本会議の採決を残すのみとなりました。今議会は、悩ましい議案がいくつかありました。
その一つが、土木事務所の統廃合に関するものです。
今回の知事提案は、串間、高鍋、高岡の3土木事務所を一部機能を残して出張所とし、それぞれ日南、西都、宮崎の土木事務所に統合するというものです。以前、串間、高鍋、高岡の3土木事務所は完全に廃止をし、日南、西都、宮崎に統合するという案が出されましたが、地元から存続の請願が出され、前回の議会で採択されておりました。それを受けて、執行部は一部機能を持つ出張所として残す案を妥協案として提出してきました。
この議案は、商工建設常任委員会に付託されて、委員会内で協議がなされました。その結果、委員会としては統廃合案は否決すべきと決定しました。
県議会は、これまで、公社等を含む行政改革を進める立場で臨んできました。今回の土木事務所の統廃合も行政改革の一環だと考えます。本当は議案に賛成すべきなのかもしれません。でも、廃止される地域の気持ちも分かります。
私は、会派内の党議の中で、個人的な意見として言わせていただきました。
串間市のような人口が減少している地域にとって、公の施設は非常に大事な存在です。だんだん寂しくなってくる地域から公の施設がなくなると、その地域は更に寂れてしまいますし、人口流出がますます加速してしまいます。
交通や通信のインフラが整備されたので、統廃合が行われたとしてもそれほど大きな影響は出ないという理由付けがなされておりましたが、それならば、逆に、日南を廃止して、串間に統合してもかまわないのではないでしょうか。統廃合が行われる場合、いつも大きい町の方に統合されますが、過疎化を止めるためにも小さな町の方にそういう施設を残すことも選択肢に入れるべきではないでしょうか。公の施設は県内一円に散らばらせることを考えるべきではないでしょうか。
でも、議会の行政改革を進めるというこれまでの立場を考えると、その一貫性や整合性を鑑みて、議案を可決すべきではないかと個人的には考えます。そういう意見です。
この議案が、一括採決になるのか、個別の採決になるのか、明日にならないと分かりませんが、個別採決になった場合は、起立採決になります。つまり、議員の意思表示をしなければなりません。
委員会機能を考えると、委員会決定に賛成しなければならないとも思いますし、行政改革の推進を考えると反対しなければいけないとも思います。
実に、悩ましいです。
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